今年に入って理解が深まったことですが、お客様に身体の調整法を伝えるために、言葉ではない部分からの介入が必要だと感じています。
例えば自律神経を整えるというところに着目してみると、自律神経を整えるすなわち交感神経と副交感神経のバランスを整えることです。
朝起きたときにコルチゾールを沢山分泌して一気に交感神経を促す事ができているか、日中に太陽を浴びることで交感神経を持続できるか、夜にかけて湯船や夜ご飯などで副交感神経を優位に出せるか、適切に神経が働くことですよね。
ただ自律神経は無意識でコントロールしているので、言葉で説明したとしても、どうやってコントロールするの?ということになります。
このコントロールは、パーソナルセッション時でも実は理解を深めることができます。例えば、以下のようなアプローチ方法です。
・安心感、信頼感がある雰囲気づくりを心がける
・表情を穏やかに、体をリラックスしたまま接客する
・相手の呼吸リズムや体の動きを邪魔せず、受け入れ姿勢を作る
上記のように、何も言葉を言わずともいわゆる雰囲気、態度を改めていくのです。
こうすることで場所の気が良くなり、副交感神経を優位に働かせてリラックスできるようになります。
例えですが、仕事でイライラしてる人が隣にいると自分自身も肩が凝ったり、イライラが移ったりしますよね。そのように人から人へエネルギーは伝達します。
ですので自律神経へのアプローチは内部と外部のアプローチ両方が大切です。まず穏やかに、緩やかに動く。体の力を抜く、呼吸を落ち着かせる。
それが外部へと影響し、外部もまたリラックスする空間に。
両親の機嫌が子供に伝わるのと同じです。まずは自分から穏やかに、緩やかに。次第に周りの人間関係も緩やかに☺️
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